青色申告ソフトによる簿記の流れ
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最初に1回だけ行う導入設定(各種勘定科目の開始残高入力)
青色申告ソフトで帳簿をつけるときにまず最初にしなければならないのは、導入設定として各種勘定科目の開始残高を入力する必要があります。

■現金
基本的にはいくらであってもかまわないのですが、必要経費などを支払ったときにマイナスになっては絶対にいけないです。したがって、マイナスにならないような金額を設定する必要があります。

また一度設定したらその金額分は事業資金としてプライベート用とは別の財布で管理すると、管理がしやすくなります。

■預金
この勘定科目の残高を設定する前に事業用とプライベート用とで口座を分ける必要があります。そうする理由は以下の理由のためです。

*事業所得に関する資金の出入りを確認・管理しやすくなります。

*プライベート分の帳簿記入作業が減らせます。
通帳と帳簿は必ず一致させる必要があり、通帳に記入されるデータは全て帳簿に記入しなければなりません。一致していないと、不正を疑われる可能性があります

以上から、まず口座をわけて事業開始時にある事業用口座の残高を帳簿に入力します。当然のことながら、事業用の必要経費などを支払うことができないような金額であってはならないので、ある一定の金額を事業用口座に入金しておく必要があります。

■その他の勘定科目
・開業時における実際の各種勘定科目の開始残高を入力

現金と預金以外は、恣意的に入力できず実際のデータを元に入力するだけです。
日々行うこと(帳簿への記入方法)
青色申告ソフトでの帳簿への記帳方法は、3通りあり以下の3つのうちどれかで入力すればよいです。

(1)仕訳帳で記入する方法
日々行われる取引を仕訳帳に仕訳すると、それ以外の別の帳簿(総勘定元帳、現金出納帳、売掛帳など)は全て自動で仕訳帳のデータを元に作成されます。したがって、仕訳帳だけ記入すればよいです。

(2)仕訳帳以外の個々の帳簿(補助簿)で記入する方法
それぞれの勘定科目に関係する帳簿(現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、買掛帳)を記入すると、後は自動でそれらのデータを元にして仕訳帳や総勘定元帳などが作成されます。したがって、仕訳帳以外の個々の帳簿だけ記入すればよいです。

(3)伝票で記入する方法
振替伝票、入金伝票、出金伝票で記入すると、後は自動でそれらのデータを元にして全ての帳簿が作成されます。したがって、伝票によってだけ記入すればよいです。


以上3つの記帳方法でも固定資産台帳だけは別途入力する必要があります。

会計ソフトによる記帳
記帳方法 記入する帳簿 自動で作成される帳簿
仕訳帳で記入する方法 仕訳帳 仕訳帳以外の全ての連動帳簿
仕訳帳以外の個々の
帳簿で記入する方法
現金出納帳、預金出納帳
売掛帳、買掛帳
左記帳簿以外の全ての連動帳簿
伝票で記入する方法 振替伝票、入金伝票
出金伝票
全ての連動帳簿

*注*
@連動帳簿
・仕訳帳
・総勘定元帳
・現金出納帳
・預金出納帳
・売掛帳
・買掛帳
・補助元帳
・貸借対照表
・損益計算書

など

A別途入力帳簿
・固定資産台帳
年1回行うこと
決算日(確定申告の場合は12月31日)になったら決算のときにだけ必要な会計処理(固定資産の減価償却処理など。後で解説)を行います。

その後に会計ソフトが自動で作成してくれる貸借対照表と損益計算書を作成し、それを元に所得税を計算する確定申告書を国税庁のホームページやソフトを用いて作成します。そして、貸借対照表、損益計算書、確定申告書、備え付ける帳簿を税務署に提出します。


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