青色申告ソフト比較
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青色申告ソフトによる簿記の流れ
まずは青色申告ソフトを用いると、どのような作業をすることになるかを説明します。

■日々行うこと(帳簿への記入方法)

青色申告ソフトでの帳簿への記帳方法は、3通りあり以下の3つのうちどれかで入力すればよいです。

(1)仕訳帳で記入する方法
日々行われる取引を仕訳帳に仕訳すると、それ以外の別の帳簿(総勘定元帳、現金出納帳、売掛帳など)は全て自動で仕訳帳のデータを元に作成されます。したがって、仕訳帳だけ記入すればよいです。

(2)仕訳帳以外の個々の帳簿(補助簿)で記入する方法
それぞれの勘定科目に関係する帳簿(現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、買掛帳)を記入すると、後は自動でそれらのデータを元にして仕訳帳や総勘定元帳などが作成されます。したがって、仕訳帳以外の個々の帳簿だけ記入すればよいです。

(3)伝票で記入する方法
振替伝票、入金伝票、出金伝票で記入すると、後は自動でそれらのデータを元にして全ての帳簿が作成されます。したがって、伝票によってだけ記入すればよいです。


以上3つの記帳方法でも固定資産台帳だけは、別途入力する必要があります。

会計ソフトによる記帳
記帳方法 記入する帳簿 自動で作成される帳簿
仕訳帳で記入する方法 仕訳帳 仕訳帳以外の全ての連動帳簿
*注*
仕訳帳以外の個々の
帳簿で記入する方法
現金出納帳、預金出納帳
売掛帳、買掛帳
左記帳簿以外の全ての連動帳簿
伝票で記入する方法 振替伝票、入金伝票
出金伝票
全ての連動帳簿

*注*
@連動帳簿
・仕訳帳
・総勘定元帳
・現金出納帳
・預金出納帳
・売掛帳
・買掛帳
・補助元帳
・貸借対照表
・損益計算書

など

A別途入力帳簿
・固定資産台帳


■年1回行うこと
決算日(確定申告の場合は12月31日)になったら、決算のときにだけ必要な会計処理(固定資産の減価償却処理など)を行います。

その後に会計ソフトが自動で作成してくれる貸借対照表と損益計算書を作成し、それを元に所得税を計算する確定申告書を国税庁のホームページやソフトを用いて作成します。

そして、貸借対照表、損益計算書、確定申告書、備え付ける帳簿を税務署に提出します。

■以上の内容でわからない単語があるという人
簿記知識が不足しており、現状のままでは会計ソフトを購入しても使いこなすのは難しい可能性があります。なので、複式簿記をご覧になったりして、先に簿記の勉強をされた方が良いと思います。

■帳簿の記帳代行サービス
青色申告ソフトで帳簿を記帳したかったが、わからない単語だらけなどでどうしても自分で帳簿に記帳できない場合は青色申告65万控除対応の記帳代行してくれるサービスがありますのでご利用をご検討してみください。
⇒ すみだ確定申告センター
青色申告ソフトを使うメリット
■大幅な時間短縮
ある一定の帳簿さえつければ、残りの帳簿・決算書は全て自動で作成してくれるので大幅に時間短縮することができます。面倒な計算もデータさえ入力すれば全て自動でしてくます。

■修正が簡単
1つ修正すれば全て自動で修正してくれるので非常に修正が簡単です。

■帳簿を電子的に記録・保存できるので保管や検索が簡単
電子データだとディスク1枚の保存で済んだりと保管が簡単です。さらに過去のデータの検索もとてもしやすいです。
個人事業主用の青色申告ソフト
副業などのように個人で事業を営んでおり、青色申告するのが目的で会計ソフトを購入する場合は、1万円前後のソフトを購入するだけで十分です。それ以上の高いのは、法人向けのもので個人事業主には必要ではありません。それで、青色申告用の会計ソフトのトップシェアの3つを比較してみました。

個人事業主用の青色申告ソフト比較
商品名 やよいの青色申告 10
やるぞ!青色申告2010
みんなの青色申告2010 解説本付き
定価 10,500円 11,340円 9,801円
会社名 弥生株式会社 株式会社イーフロンティア ソリマチ株式会社
資本金 5000万円 9000万円 1億1550万円
販売シェア 1位 2位 3位
サポート
(注1)
お金を払わないと受けられない
ただしバージョンアップは無償になる
1年間無償で受けられる 6300円払わないと受けられない
ただしバージョンアップは無償になる
操作性
初心者にもわかりやすく非常に使いやすい

シンプルだが使いづらいかも

妙に複雑な機能があり初心者には少しわかりづらいかも
個人決算
法人決算 × × ×
一般対応
(注2)
不動産
対応
農業対応 ×
農業及び製造原価管理には対応してない
×
【2010年7月22日確認】


●注1 : メーカーさんが回答してくれるのは、あくまでソフトの使い方で、会計に関する質問(どの勘定科目に仕訳したらよいかなど)には基本的に答えてくれないようです。

●注2 : 不動産と農業以外の事業はほとんど一般対応でOKです。
青色申告ソフトを選ぶときのポイント
■自分の事業に対応しているか、必要な機能があるか
根本的に自分が必要としている機能がないなら、購入しても意味がありません。なので、選ぶときの最重要ポイントとなります。一般と不動産は3つとも対応しているようですが、農業はやるぞ!青色申告しか対応していませんのでご注意ください。

また、上記3つのソフトは個人事業主用の青色申告ソフトなので、法人の方は別のソフトを購入されることをおススメします。

■つかいやすさ、わかりやすさ
どれも必要な機能が備わっているなら次に選ぶときの重要ポイントは、値段等よりも何よりも使いやすさ、わかりやすさが大事であると思います。結局、使い方がわからなかったら意味がありませんので。

その点において実際に私が購入して使用しているやよいの青色申告は、説明書なしでも直感でかなりわかり、複雑な機能もないので初心者にも非常に使いやすいです。画面もみやすくシンプルです。

一つ一つの項目が左からやらなければならない順番通りに並んでおり、また項目をクリックした後の画面も、矢印つきでどういう手順で、作業するべきかが視覚的に明示されており非常にわかりやすいです。



簡単取引入力という初心者のための入力補助機能もあり、簿記知識があまりなくても入力できるようになっています。



などの特徴があり、操作性の観点からいえば初心者には間違いなくやよいの青色申告がおススメです。

■サポート
会計ソフトを使用するときは、わからないことが出てくる可能性があります。そんなとき、サポートがないと困るのでできればあってほしいものです。しかし、やるぞ!青色申告以外はサポートを受けるためにはお金がいります。その代わり、お金を払えばバージョンアップが無償で行えます。

私の体験談ですが、やよいの青色申告ソフトを購入し使ってますが、説明書なしでも非常にわかりやすくてかなりの部分がわかり、わからないところもマニュアルにしっかり記載されていたので、まったくサポートは必要ではありませんでした。

パソコンを使い慣れていて、複式簿記知識があるやよいユーザーは、マニュアルを読めばおそらくサポートは必要ないと思います。

どうしてもサポートが欲しいという人で、サポートにお金をかけたくないという人は、やるぞ!青色申告がおススメです。無償で1年間サポートしてもらえますから。ただしバージョンアップするときは別途料金が必要となります。

なお、上の方でも述べましたが、メーカーのサポートはソフトの使い方については教えてくれますが、会計(どの勘定科目で処理したらよいかなど)については基本的には教えてくれないようなのであらかじめご注意ください。

会計のことは税理士や税務署などにご相談ください。

■値段
外せないポイントですが、ソフトそのものの値段は、上記3つならどれもそれほど変わりませんので気にすることはないと思います。問題は、サポート料とバージョンアップ料だと思います。それについて考えてみたいと思います。

(1)毎年会計ソフトのバージョンアップ(買い替え)は必要か?
バージョンアップについてですが、しばしば税制度や会計処理などが変更されたりするのでそれに対応させるために必要になるわけです。しかし、いくら変更があるといっても基本的な会計処理方法(複式簿記、提出する帳簿の種類)まで変更されることはあまりなく、主な変更箇所は以下のものです。

(変更される箇所)
減価償却処理などの決算時での会計処理
所得税の税率、各種控除額
決算書や確定申告書のフォーマット
必要経費の処理ルール(何円までは必要経費、何円以上は固定資産など)
など

つまり最後の決算処理、提出部分などが変わるだけなので、その変更された部分だけ自分で手動で処理してやれば毎年バージョンアップさせる必要は必ずしもないことになります。

したがって、少しぐらいの変更ならできるだけ自分で変更に対応した処理をして買い替えずに済むようにして、大幅に変更されたりした場合のみ買い替えた方が良いと思います。

しかし、ほとんど会計ソフトにお任せ状態だったり、変更箇所についてよくわからなかったりなどする場合は、会計ソフトを毎年バージョンアップさせた方がいいと思います。

(2)サポートは必要か?
できる人なら、自分でマニュアルを調べたり、ネットで調べたりして何とかできるでしょうが、それができない人にとってはやはりサポートは必要だと思います。

しかし、そんな人達でも1年間サポートを受けてソフトを使い続けていれば2年目からは、仮にバージョンアップさせても大幅に変更されるわけではないと思うので、さすがにサポートはいらなくなるのではないでしょうか?

そうだとすれば、1年間だけは多少高くても我慢して支払ってもよいように思います。また、サポート料を支払えば、バージョンアップは無償になるのでバージョンアップ料+サポート料と思って支払うのもありだと思います。

サポートは受けたいがお金は支払いたくない人は、やるぞ!青色申告なら1年間無償で受けられるのでおススメです。

(3)節約おススメ会計ソフト購入方法
・1度購入したら大幅に変更されない限り使い続ける・サポートなしで自力で頑張るか、1年間だけサポートを受ける。このようにするなら、値段に関しては最初だけの初期投資と思って気にせず購入されたらいいと思います。

■会社の継続性
もし万が一、使用している会計ソフトの会社が倒産してなくなった場合、ソフトのバージョンアップが行われなくなります。それで別の会計ソフトを購入すると、互換性がないので以前のデータが引き継げなくなります。

今後10年20年と、副業や事業を続けていくことを考えているならそのような事態が発生しないとは言い切れません。そのような事態が起こってほしくないとお思いでしたら、資本金が多い会社のソフトなら仮に倒産寸前になっても、ほぼ間違いなくどこかの会社が融資してくれますので安心できます。

会社の継続性を考慮するなら、資本金152億円の弥生株式会社の「やよいの青色申告」がおススメです。


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