倒産の危険性の判断方法
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CF(キャッシュフロー)の指標
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判断方法
@営業CF 0以上 なら問題なし
0未満 なら極めて危険
AFCF=営業CF+投資CF
0以上 なら問題なし
0未満 なら危険
B純利益CF=CF−財務CFのプラス部分
( CF=営業CF+投資CF+財務CF )
0以上 なら問題なし
0未満 なら危険

満たす条件 安全度 危険度
@AB全てが0未満 最低 最高
@のみ0以上 低い 高い
@とAのみ0以上 普通 普通
@とAとBが0以上 高い 低い

貸借対照表による指標

5段階の判断

◎:非常に良い
○:良い
△:問題なし
×:危険
××:非常に危険

× ××
当座比率=当座資産/流動負債
1.5以上 1.2〜1.5 1〜1.2 0.8〜1 0.8以下

当座資産 = 現金・預金+売掛金+受取手形+有価証券+貸倒引当金(マイナス)
倒産の危険性について

■倒産するとき
負債を支払えないとき倒産する
=現金・預金(キャッシュ)がなくなると倒産する

なので、黒字であっても債務超過(資産−負債<0)でなく自己資本比率が50%以上あっても負債が払えなくなり、現金がなくなれば倒産します。逆に言えば、赤字であっても債務超過であっても負債が支払えるならば、現金があるならば基本的には倒産しません。

■倒産の危険性の判断方法

(1)C F(キャッシュフロー)で判断する方法

現金がなくならない限り倒産しないということは、現金の収支であるC F=営業C F+投資C F+財務C F がプラスである限り基本的には倒産しないはずということになります。が、ひとたび景気が悪化しはじめると借金がしづらくなります。

なので、C Fがプラスといっても財務C Fにおいて借金などによりプラスになっているのならば倒産の危険性があります。また、最も健全な状態というのは、本業の営業活動によって稼いだ現金である営業C Fで全ての現金支出をまかなえている状態です。

そのため、純利益C Fと営業C Fがプラスであること、営業C Fの範囲内で投資C Fがまかなえていることをチェックする必要があります。営業C Fがマイナスである企業は、最も倒産の危険性が高い企業といえます。

C F(キャッシュフロー)で倒産の危険性を判断する方法は、売上が順調であるような景気の良いときにのみ有効な方法です。何故ならば、C Fによる判断は、あくまで過去のデータにもとづく過去の現金収支の判断分析でしかないからです。

売上が悪化しているようなときには、将来支払う必要がある負債とすでに今現在ある現金資産が記載されている貸借対照表によって判断する必要があります

(2)貸借対照表で判断する方法

負債を支払えるなら倒産しないということは、1年以内に支払う必要がある流動負債を、今現在すでにあり現金とほぼ等価の資産である当座資産でまかなえるのならば、最低でも3ヶ月以内に倒産する可能性は低いということになります。

何故1年ではなく3ヶ月かというと、流動負債である買掛金は約1ヶ月後に支払う必要があり、同じく流動負債の支払手形は約3ヶ月後に支払う必要があります。一方当座資産である売掛金は、約1ヶ月後には基本的には現金・預金で受け取っているはずであり、同じく当座資産の受取手形は約3ヶ月後には基本的には現金・預金で受け取っているはずです。

つまり、貸借対照表に記載されている流動負債や当座資産は、約3ヶ月後には劇的に変化する可能性があるからです。というわけで、当座比率が1以上なら3ヶ月以内に倒産する可能性は低いということになります。

したがって、3ヶ月ごとに倒産する危険性がないかをチェックするために3ヶ月ごとに提出される決算短信で、当座比率が1以上あることを常にチェックしておく必要があります

なお、当座比率が1未満なら即座に倒産するというわけではなく先ほども述べたとおり、C Fがプラスである限り基本的に倒産はしません。できるだけ倒産する危険性が低い企業に投資しようと思うならば、当座比率が1.5以上ある会社に投資すれば3ヶ月以内に倒産する可能性は極めて低く非常に安全です。



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