買い戻し利益
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ここでいう買い戻し利益とは、買った株をそのまま保有し続けた場合と比較して、買った株を一度売って再び買い戻すことにより出る利益のことです。

買い戻し利益 = 一度売って買い戻した場合の資産 − 保有し続けた場合の資産

■買い戻し利益の基本式

名前 変数
購入株価
売却株価
再購入株価
税率


(2010年までは500万円以下は10%
500万円を超えるときは20%
2011年以降は20%)

【参考】株式等を譲渡したときの課税

買い戻し利益 ={ B−(B−A)×t }−C > 0

C < B−(B−A)×t   (買い戻し利益の基本式)

となる株価まで下がらないのならば、基本的に一度売却して再び買い戻すべきではないということになります。逆に言えば、この株価以上に下がる可能性が高いのならば、基本的に一度売却して再び買い戻した方が利益が出るということです。

もう少し考えると、もし一度売ったのならば、この株価より下がらないと買い戻し利益が発生しないので買い戻すべきではない株価とも考えられます。


*注意*

売買手数料を考慮していませんが、現在においては売買代金に対して売買手数料をそれほど気にするほどの金額ではないので無視してもほとんど問題ありません。

【参考】
利益が出る株価上昇率


■買い戻し利益の基本式の改変式

上昇率 :e

とすると、A=B/(1+e)と変換できるので、買い戻し利益の基本式は以下のように改変できます。

C < B{(1+e(1−t))/(1+e)} (買い戻し利益の基本式の改変式)

下落倍率=C/B < (1+e(1−t))/(1+e)

下落率 < {1−(1+e(1−t))/(1+e)}×100


■買い戻し利益の基本式2(巨額の利益が出ているとき)

B(売却株価) >> A(購入株価) のとき

B−A≒B より

B−(B−A)×t≒B(1−t)

よって

C < B(1−t)  (買い戻し利益の基本式2)

となる株価まで下がらないのならば、基本的に一度売却して再び買い戻すべきではないということになります。すなわち株価が税率分(約20%)の金額以上に下がる見込みがないのならば、一度売却して再び買い戻すべきではないということです。

逆に言えば、税率分(約20%)の金額以上に下がる見込みがあるのならば、一度売却して再び買い戻すべきです。また、もし一度株を売ったのならば、税率分(約20%)の金額以上下落しなければ買い戻すべきではないとも言えます。


■買い戻し利益の基本式3(利益が出ていないとき)

B(売却株価) ≦ A(購入株価) のとき

税金は一切かかりません。(t=0)

よって

C < B (≦ A)  (買い戻し利益の基本式3)

となる株価になるのならば、つまり購入株価より少しでも下がる可能性があるのならば、即座に売却して、下がった株価で買い戻した方が良いということになります。

買い戻し利益が重要となる投資方法

短期投資では、それほど大きく株価が上昇するわけでもないし、売買はテクニカル分析などによって行われるべきなので買い戻し利益を気にすることはありません。なので、買い戻し利益が重要となるのは、大きく株価が上昇する可能性が高くて、基本的に同一銘柄を長く保有することを考える中長期投資です。

中長期投資において不景気となることが予想されるときなどは、優良銘柄でも株価が50%近く下落することが予想されるので、一度売却して下落した株価で買い戻した方が良いということです。



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