ナンピン買い
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ナンピン買いとは、買った株価よりも株価が下がったときに株を買い増して、平均購入株価を引き下げることにより利益を出しやすくする売買理論のことです。


購入株価 = V(k)  (k=1〜n)
V(k)>V(k+1)

V(k)での購入株数 = A(k)  (k=1〜n)

平均購入株価 = {ΣV(k)×A(k)}/ ΣA(k)  (k=1〜n)


また、ナンピン買いの効果を高めるためには、最初に買った株数よりも安くなった後からの株数の方を大きくすると、より効果が上がることになります。

つまり、ナンピン買いしなければならない可能性がある株のときは、最初の投資資金は小さくして、実際に株が下がっていきナンピン買いするときには、投資資金をだんだんと増やしていくのが良いということです。


■ナンピン買いの計算例

時間 購入株価 購入株数
1000 1000
900 2000
800 3000

平均購入株価
=(1000×1000+900×2000+800×3000)/ (1000+2000+3000)
= 約867円  ( < 1000円)


■基本的結論

買い戻し利益の理論から、利益が出ておらず、さらに下がる可能性が高いときは、1度売却してから買い戻した方が良いという結論が導かれました。なので、ナンピン買いは基本的にするべきではないという結論になります。


■逆張り投資ではナンピン買いするのもあり

株価が下落しているときに投資する方法である逆張り投資は、安くなったところで(少なくとも安くなったと思っているところで)買っているので、さらに下落したところで一度売却する(これを損切りという)というのは、より安い値段でわざわざ売るということをしてしまう可能性があります。

したがって逆張り投資では、下がったところで売却して損切りするのはあまりよくないです。また、下がっているときには反転上昇しやすいですが、いつ上昇に反転するかわからないので、さらに下がったからといって一度売るのはあまり好ましいことではありません。

さらにナンピン買いすること自体が逆張り投資であるので、逆張り投資ではナンピン買いを自然に行えます。なので逆張り投資では、購入株価より安くなったら、基本的には損切りするよりも、ナンピン買いすることが正しいはずということになります。

以上から、十分に安いという確かな根拠があって買っている逆張り投資ならば、ナンピン買いするのもありだと思います。


■順張り投資ではナンピン買いするべきではない

上昇トレンドをとらえて上昇トレンドにそって投資する方法である順張り投資は、これから上がるだろうということを期待して、上昇トレンドが発生したところで(株価が上がってきたところで)買う投資法なので、買った時点が安いという保証が全くありません。

株価が上がってきたところで買っているので、高値で買っている可能性が十分あり、かつ上昇トレンドだと思われるということは、これから下降トレンドになって大きく下落する可能性も十分あります。

したがって、順張り投資ではこれからどんどん下がる可能性があるので、買い戻し利益の理論から、ナンピン買いするよりも一度全て売却して、下落したところで再度買いなおす方が良いです。

また、順張り投資では、上がると思って買っているのに下がっているということは、思い違いをした、失敗したということになるので、失敗を素直に認めて損切りするべきです。

また、ナンピン買い自体が順張り投資ではなく逆張り投資であり、順張り投資でナンピン買いするのは明らかにおかしいです。

もし万が一、順張り投資でもナンピン買いするときがあるとしたら、明らかに現状のトレンドから判断して突発的に瞬間的に下げただけで、すぐに急上昇すると判断されるときだけです。

まさしく例外中の例外であり、基本的に順張り投資ではナンピン買いするべきではないです。



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