損益計算書
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損益計算書とは

ある期間における経営成績( 利益 = 収益 − 費用 )
を示したものが損益計算書です。足しているのが収益、引いているのが費用です。

項目 金額
売上高
売上原価
売上総利益 C=A−B
販売費及び一般管理費
営業利益 E=C−D
営業外収益
営業外費用
経常利益 H=E+F−G
特別利益
特別損失
税引前当期純利益 K=H+I−J
法人税等
法人税等調整額
当期純利益 N=K−(L+M)
損益計算書の個々の項目について

■売上高
販売目的の商品(仕入れたものをそのまま売却するモノ)、製品(自社で製作したモノ)、サービスを売上げた総収益が売上高です。これらの収益以外は、売上高には含めません。

■売上原価
(1)商品の売上原価
商品の売上原価は、売上に関係した仕入れの値段の総和です。

商品の売上原価
= 期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 − 期末商品棚卸高

(=当期の売上に関係した仕入れの値段の総和)

(2)製品の売上原価
製品の売上原価は、売上に関係した製品を製造するのにかかった費用であり、材料費+製造ラインの人件費(労務費)+製造装置などにかかった費用(経費)のことです。

当期製品製造原価
= 期首の仕掛品棚卸高 + 当期の総製造費用 - 期末の仕掛品棚卸高

(=当期に製造された製品または半製品を製造するのにかかった費用)

当期の総製造費用 = 材料費 + 労務費 + 経費

労務費 = 製造ラインの人件費
経費  = 製造装置、設備などにかかった費用(減価償却費など)

製品の売上原価
= 期首製品棚卸高 + 当期製品製造原価 − 期末製品棚卸高

(=当期の売上に関係した製品を製造するのにかかった費用の総和)

注意:外注した分がある場合は、外注費用が加算されます。

(3)サービスの売上原価
サービスの売上原価は、サービスを提供する人の人件費とサービスを提供するのに必要となった経費(例:店舗の水道光熱費など)です。

サービスの売上原価 = 人件費 + 経費
(当期のサービスを提供するのにかかった費用の総和)

人件費 = サービスを提供する人の人件費
経費  = サービスを提供するのに必要となった経費

注意:外注した分がある場合は、外注費用が加算されます。

売上総利益 = 売上高 − 売上原価

■販売費及び一般管理費
売上原価に含まれない営業活動にかかった費用が、販売費及び一般管理費です。広告宣伝費や間接部門(人事・経理・役員など)、研究開発部門などの人件費、減価償却費、水道光熱費などがこれに該当します。

営業利益 = 売上総利益 − 販売費及び一般管理費

営業利益とは、本業の事業で稼いだ利益のことであり、最も注目してみなければならない利益です。例え、最終的な純利益がプラスでも営業利益がマイナスの企業には基本的に投資するべきではないです。

■営業外収益

営業活動以外で、常に一定の収益が得られるものが営業外収益です。

項目 内容
受取利息 銀行などの金融機関に預けている預金による利息
債券の利息、貸付金の利息などです
受取配当金 株式・投資信託などによる配当金収入
有価証券売却益

流動資産の項目の有価証券または固定資産の項目の投資有価証券を売却したことによる利益

投資有価証券の場合は、特別利益に入れることもあります

有価証券評価益 流動資産の項目の有価証券を時価評価したことによる評価益
受取賃貸料 土地、建物、機械などを長期間にわたって外部に貸していることによる賃貸料
為替差益 為替変動にともなう外貨建取引や外貨建資産の為替差益

■営業外費用

営業活動以外で、常に一定の費用が支出されるものが営業外費用です。

項目 内容
支払利息 銀行などの金融機関や他社からの借入金に対する利息の支払い
社債利息 社債を発行したことにより、定められた期ごとに支払う利息
有価証券売却損

流動資産の項目の有価証券または固定資産の項目の投資有価証券を売却したことによる損失

投資有価証券の場合は、特別損失に入れることもあります

有価証券評価損 流動資産の項目の有価証券を時価評価したことによる評価損
為替差損 為替変動にともなう外貨建取引や外貨建資産の為替差損

経常利益 = 営業利益 + 営業外利益 − 営業外費用

経常利益とは、本業の利益(営業利益)に副業の利益(営業外利益 − 営業外費用)を足したものです。この経常利益が、定期的に稼ぎうる利益です。

■特別利益

営業活動以外で、臨時的な利益が得られるものが特別利益です。

項目 内容
固定資産売却益 固定資産を売却したことによる利益
投資有価証券売却益 固定資産の項目の投資有価証券を売却したことによる利益
関係会社株式売却益 固定資産の項目の関係会社株式を売却したことによる利益

■特別損失

営業活動以外で、臨時的な損失が発生したものが特別損失です。

項目 内容
固定資産売却損 固定資産を売却したことによる損失
投資有価証券売却損 固定資産の項目の投資有価証券を売却したことによる損失
関係会社株式売却益 固定資産の項目の関係会社株式を売却したことによる損失

税引前当期純利益 = 経常利益 + 特別利益 − 特別損失

経常利益に一時的な損益を指しひいて出されたのが、税金を引かれる前の税引前当期純利益です。

■「法人税等」or「法人税及び事業税」

これは税務会計(税金を支払うことを目的とした会計)による実際に支払う法人税などの税金額を示しています。

■「法人税等調整額」

これは企業会計(投資家に適格な投資判断をさせるための会計)による法人税と実際の法人税との差額を示しています。

法人税等調整額 = 企業会計の法人税 − 実際の法人税(法人税等)

当期純利益 = 税引前当期純利益 −(法人税等 + 法人税等調整額)

企業会計の法人税 = 法人税等 + 法人税等調整額



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